【火おこし器の作り方】火おこし器を作って焚き火してみたよーって話

 

皆さんは火おし器を使った事はありますか?

 

キャンプ道具備え付けの貸別荘

AWA WELLNESS AREAを運営する私ですが、

実はまだ使った事がありません。

 

 

ところで、

火おこし器にいろんな種類があることをご存知ですか?

 

代表的なのは今回作成する「舞ぎり式」と呼ばれる火おこし器で、

その他にも弓を引くように前後にギコギコと動かし

支柱を回転させて火種を作る「弓ぎり式」

 

両手を合わせて支柱をクルクルと回転させる「きりもみ式」

 

一人が支柱を押さえ、もう一人がそれに紐を括り付けて動かす「ひもぎり式」があります。

 

その歴史も深く、日本では縄文時代(約1万2000年前)から「きりもみ式」にて行われていたとも言われています。

 

 

そんな、人類発展のきっかけとも言える火おこしを体験しないで、

「俺は人間だ!」と胸を張って言えない気がしたので、

 

今回はその場にある端材や枝だけで

一番作成の難易度が高そうな「舞ぎり式」の火おこし器を作って焚き火にチャレンジしてみました!

 

 

 

まずは回転運動の遠心力を作る丸い板(はずみ車)を、切り出します。

 

 

そしたらはずみ車に、

回転の支柱となる「火きり棒」を通す穴を開けていきます。

 

 

開けた穴に

その辺に落ちている真っ直ぐな枝(火きり棒)に、

はずみ車をハンマーで差し込んでいきます。

 

(※はずみ車が抜け落ちないよう、枝がぴったり入るサイズの穴を開けるようにしてください。)

 

 

枝が通ったら

枝の上部に紐を通す用の穴を開けていきます。

 

 

次に、取っ手(火きり弓)を作ります。

 

今回は

「その場にあるもので作る」

がテーマなので、

 

細長い端材を火きり弓にします。

 

火きり弓の両脇と真ん中に

紐と支柱を通す用の穴を均等に開けていきます。

 

 

開けた穴に紐を通したら・・・

 

 

完成!!!!

 

 

摩擦を起こす用の板にも穴を半分くらい開けてっと・・・

 

火おこし器が回れば

支柱と穴を開けた板(火きり板)との間で摩擦が起き

火種ができるはず!!

 

 

 

いざ実践!!!

おりゃ!!!

 

スカッ・・・



あれ?

全く回りません。

 

 

火おこし器自体が小さすぎて

遠心力が起こらないから回ってないのかな・・・

 

 

再チャレンジです↓

遠心力が起こるようにドでかサイズで作ります。

 

てりゃああああああああ

おりゃああああああああ

うぉおおおおおおおお

はぁはぁはぁ・・・

 

これだけでかけりゃ回るやろ・・・

 

今度こそ頼む!!!

いけ!!!

 

 

 

おお!?

回る・・・回るぞ・・・!!!

 

残像で回転をお楽しみください

 

焚き火台に燃えやすい松の葉を入れて準備万端!

(※皆さんが焚き火をする際はウッドデッキではなく、地面でお願いしますね)

 

※火のおこし方はこちら↓

https://awawellnessarea.hatenablog.com/entry/2024/01/31/154017?_gl=1*1mwgft5*_gcl_au*MzU4ODA5OTk3LjE3MDY5NTQwOTc.

 

10分程格闘しているとようやく火種が・・・!

(肝心な火種が写ってませんでした・・・お許しください・・・)

 

 

火種を焚き火台へ移し、

「フーッフーッ」と息を吹きかけ、火が起きたら成功です!!

 

 

【結果】

自作火おこし器で焚き火はできる!!

 

ぜひ皆さんも

火おこし器を作って遊んでみてくださいね!

 



「火おこし器材料と寸法」

ひも(細すぎなければなんでもいい) 2m以上 はずみ車 140mm 厚さ 38mm 長さ 900mm 火きり棒 直径18mm 長さ 1800mm
火きり弓 45mm
ぬき板 厚さ 13mm 長さ 1800mm

火きり板(杉が好ましい) 厚さ13mm 長さ90mm
ぬき板 厚さ 13mm 長さ 1800mm


「道具」

ノコギリ
電気ドリル(細めでも可)
ハンマー



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